中坊連れて渡米した件

ご縁あってこの度、家族で渡米することに。中学生と小学生の息子たちがどのように成長するかを学校情報を交えて綴っていきたいと思います。

英語の件  次男の場合②

突然にやってくるはずと思い込んでいた英語の神様は、1年を経過しても一向にやってくる気配はない。それに加えて夏休みに入り学校が休みになると、アメリカにいても自由に遊びに行けるわけでもなく英語に触れる機会も激減する。慌てる母。

アメリカには豊富なサマースクールが各種あるのに、移民の多いここカリフォルニアでも調べても調べても英語のサマースクールは皆無。

仕方がないので独自サマースクールと称して1か月間、G3の担任の先生に英語の家庭教師をお願いしました。

 

学校の先生が家庭教師?!とびっくりされると思いますが、物価の高い土地の割に公務員の給与が安いカリフォルニア。教員だけの給与では暮らして行けないため、副業を持つ先生も多いそうです。

また別の機会に書きますが、長男のハイスクールでは自分の生徒にお菓子を売って小遣いを稼ぐツワモノも。

ということで、地域によるかもしれませんが日本と違い、先生の家庭教師の受注は特別なことではなく、きちんと校長先生の許可も得て実施するし相場もあるので、安心してお願いできます。

ちなみに先生から聞いた教師が家庭教師をする場合の相場は35ドル/時間だそうです。

これを平日毎日1か月となると庶民のお財布にはちょっと痛い出費ですが、

ここは次男のため。

 

たれ!英語の神様✨

 

1時間の授業でしたが、毎回スライドを作り、単語ゲーム、ショートビデオ、絵本と子供を飽きさせないよう色々組み合わせて行い、更に次の学年でも理解の必要な算数の文章題を題材にしたり、図形の単語を教えたりとG4(4年生)の準備としての内容も盛り込まれており、とても素晴らしい内容でした。きっとこの1時間のためにどれだけ準備してくれたかと感謝しかなかったです。

 

で、肝心の次男の英語は、、

 

英語の神様来たらず。泣

 

決して不真面目だったわけでもなく、むしろかなり頑張っていたと思います。

予習も復習も私も横について一緒にしたし、

はお礼に英語の歌をプレゼントしよう!とプラスでディズニーの英語の歌も練習した。

でも、、

 

英語の神様来たらず。泣

 

若干、聞くことに慣れた感はあるも、素晴らしい家庭教師による個人レッスンを経ても言葉は出てきません。ちっとも。

 

ちなみに次男の学校のELDについてはもう1年以上、校長先生にELDクラスの開講を直談判してお願いしているのですが、「理解している」「努力する」とはいうのものの、実現せず。

次男の小学校は財政的にも人的資源としても不足しているので難しいのでしょう。

 

その後は、コロナ禍でオンライン授業に切り替わり友達とも交流が難しく、英語に触れる機会も少なくなってしまったので、夏休み後は日本のオンライン英会話プログラムでムラはあるものの毎日それなりに頑張ってやっています。

 

ここにきて少しづつ、語彙力・音読・ヒアリングは進歩してきていますが

どうやら次男の英語の神様は今年の干支のごとく

牛歩の歩みでしか来てくれないようです。

 

 

がんばれ次男。