中坊連れて渡米した件

ご縁あってこの度、家族で渡米することに。中学生と小学生の息子たちがどのように成長するかを学校情報を交えて綴っていきたいと思います。

大統領選挙、暴動、就任式

昨日は大統領の就任式でした。

 

今回の選挙から就任式まで異例づくしでした。

日本の首相を決める総裁選はいつもどこか他人事。のような雰囲気なので、全米が熱くなる大統領選から就任式を本場アメリカで見る事を楽しみに渡米しました。

でも、コロナで様変わりした上にトランプ元大統領のおかげでなんだか期待したものと全然ちがう。。特に議会襲撃事件は、これがアメリカかと驚きました。

 

でも、この一連で知ることもありました。

まずアメリカ人は日本に比べて政治に関してすごく関心が高い。カリフォルニアは民主党が圧倒的優勢ではあるものの、トランプ派もいるのでうっかりアンチトランプ発言をすると危険。

しかも日本の報道はアンチトランプに大分寄っているため、それが全てのような感覚に陥ってしまいがちなので危うい危うい💦

アメリカでタブーな話題の筆頭は、政治・宗教だそうです。アメリカ人の行動を決めるのは宗教でもなく人種でもなく、支持政党が大きく影響するとの記事もあるようで驚きました。確かにトランプ派(共和党)の方たちはマスクをしないイメージあるな。。

(特に私たちの住む辺りは完全に民主党派地域なので、マスクしない人はほぼ見かけません)

 

 

なので、学校では先生が支持政党を明かしたり生徒に聞いたり、ましてやそれをもとに差別的な対応はご法度。

 

でも、選挙・暴動・就任式それぞれに学校では出来事を取り上げてみんなで話し合いを行っていました。

エレメンタリースクールでは、政党や特定の思想に話題が振れることないような配慮をしながら、先生が話題をリードしながら進め、さらにトランプ派による議会襲撃事件については「家族でも話し合うことをお勧めします」と記事を保護者用SNSに送ってきました。

 

日本では、学校襲撃事件など直接的に学校や生徒に影響を及ぼす事件を除いては、政治などの動きとは無関係に粛々と授業を受けているイメージがありますが、ここアメリカでは違うようです。

そういう環境もあってか次男も選挙~就任式のニュースに関心を持って見ていました。

投票率・関心の高さの一因としては、こういった教育も影響しているかなと思います。