Gって何?
ここまでの記事で日本では聞きなれない言葉がいくつか出てきたと思います。
日本とアメリカが教育制度が大分違うので、ここまでの記事で出てきた言葉の説明をしながら日米の違いを書いていきたいと思います。
今、息子たちはG11とG4です。
Gって何ぞや?(知ってたらすみません)
〇年生の「年生」にあたるもので、Gはグレードという意味です。
アメリカでは小学校から高校までG1(小学1年生)からG12(高校3年生)の通しの数字で表しています。
会話の中では「He is in the 9th.」など「〇th」の表現を使います。
アメリカもエレメンタリースクール(小学校)、ジュニアハイスクールまたはミドルスクール(中学校)、ハイスクール(高校)に分かれていますが、
日本のように6・3・3で統一しているのではなく、カリフォルニアのベイエリアでは5・3・4がよく聞かれます。
でも、うちの地域はもっとゆる~く、希望すればG6までエレメンタリースクールで学べるようで、G5が終わるころに周りの仲の良い友達と示し合わせて、残るかミドルに通うか選択するそうです💦
となると6・2・4、でもそんなところに選択肢要るのか?!と思ってしまいますが。
この地域限定なのかもしれませんが、もし渡米が決まって学校の手続きするときに、もし、「この年齢だとG6ですが、エレメンタリースクールでもミドルでもいいですよ。」なんて言われたら、こういう状況なのかもしれません。
次男はまだG4なので、実際にどのような違いがあるのかはお伝えすることはできませんが、その場合はどう違いがあるのかをじっくり聞いたうえで判断。となるのかなぁと思います。
G12までは義務教育で、入学試験もなく地域の学校に通うので
日本のような卒業式や入学式をすることもなく時期がくれば、わらわらと教室を変えるがのごとく学校を移るようです。
その代わり?ハイスクールの卒業時は盛大。
角帽をかぶりガウンを羽織って一堂に会し、親も同席してセレモニーを行います。
卒業式はG12一度きりなので、進学しない人やカレッジ(2年制)で就学を終える人には
一生に一度のセレモニーになります。
そしてプロム。高校の最後に開かれるダンスパーティなのですが、これに向けて特に女の子は気合入れて準備します。
長男の家庭教師をしてくれている現在大学生の女の子も、プロムのドレスを買うためにかなりバイトを頑張り、プロムに臨んだようです。
でも、そんな一生に一度の大切なセレモニーもコロナは無情にも奪ってしまいます。
全米各地でもセレモニーが中止・変更される中、長男のハイスクールもドライブスルーになってしまいました。。
当然プロムもなし。(というか確かZoomになったような。でもそれじゃ無いも同然よね。。)どれだけ生徒たちは落胆したでしょうか。
仕方がないとはいえ、可哀そうでなりませんでした。そして今年もきっと例年通りとはいかなさそうな気配を感じます。
長男が卒業する(はず?!)の来年には例年通りのセレモニーになりますように。。
あれ、いつの間にか卒業式の話になってしまいました💦